(メルマガ)FC

  • レポート
  • 2012.02.15

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~成功の研究~
知って得する起業とビジネスのヒント

────────────────第63号

多様なビジネスの現場に深くかかわる公認
会計士・税理士の立場で、見たこと・得た
知識・感じたことを、特に起業を志す人や
スモールビジネスの経営者の成功につなが
るよう、楽しく・分かりやすくお届けしま
す。

なお、筆者執筆中の(株)ASC・中村会
計のHPのASCレポート
(http://www.asc-report.jp/)との関係
は次の通りです。
1)月末:ASCレポートの一部要約版
2)月中:メルマガのオリジナル
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目次
■今回のテーマ:FC
■まとめ
■編集後記
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■FC
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良いビジネスありませんかねぇ。
たまに聞かれます。

一般の方よりも数多くの商売を見せていた
だく立場にありますから、
その時々で
・うまく行っているビジネス
・うまく行っていないビジネス
を知っていると言えば知っています。

ただ、正確には、この社長はこうやってこ
のビジネスでうまく行っているようだ、と
いうことを知っているにすぎません。

「こうやって」の部分は、人脈だったり、
資金投下のしかただったり、人材の活用方
法だったり、情報の取り方だったりします

(つまり、ヒト・モノ・カネ・情報という
、経営学で昔から言われる典型的な経営資
源。これをどう使うかです。)

要は、どの業界を選択しているかというよ
りも、そこでいかに活動しているかにビジ
ネスの成否は大きく依存しています。

実際、私共でも同じ業界に複数のお客様が
あって、A社は調子良いけど、B社はイマ
イチということもよくありますから、一概
にこのビジネスが良いとは言いにくい。

言い換えると、誰がやっても成功するビジ
ネス、誰がやっても失敗するビジネスなど
は存在しないのかもしれません。

ただ、それでは元も子もありませんから冒
頭の質問を
「一定レベルでリスクが限定されていてリ
ターンが見込まれる商売はないか?」
に変えれば
賛否両論ありますがその答えにFC(フラ
ンチャイズ)があります。

FCは一定水準のオペレーションが可能に
なるパッケージが本部のコンサルティング
がセットになって売られています。

経験のない業界での通常の起業がハイリス
クであるなら、ミドルリスクミドルリター
ンくらいにはなります。

したがって、まずはFCで起業ということ
も十分検討の余地はあるかと思います。

ただ、逆に言うとその程度である、つまり
、リスクが十分に残っている、ということ
には注意が必要です。

本部には参入のお手伝いをしてもらうくら
いのつもりで考えないと、すぐにドロップ
アウトすることになりかねません。

自分の給料をFCで始めた事業からすぐに
取らないと生活できなくなる、というプラ
ンで始めるのは非常に危険です。

実際私共のお客様でも、FCで始めたパソ
コン教室が、あるいはラーメン屋が1年も
経たないうちに立ち行かなくなった例があ
ります。

FCで始めると自分だけで始めるときより
も注意力が落ちますから、その点も十分に
注意する必要があります。

自分でやるときにはしっかりと調べるもの
も、本部任せの気分が邪魔して調べない。
慎重にやるところをせかされるように決め
てしまう。
ということも出てきます。

FC選定にあたっては、まずは客観的に見
て、研究してから本部の話を聞くというよ
うな慎重な対応が必要だと思います。

FCフェアや
http://entre.yahoo.co.jp/
のような情報もたくさんありますから、そ
ちらも参考に。

なお、FC選定にあたって私なりに考える
ポイントのようなものも確かにいくつかあ
りますが、
もっとも重要なことだけ一つ言うと、
「簡単に始められるものほど警戒した方が
良い。」
です。

たとえば
「初期コストが50万円。トレーニングは2
日だけですぐに自宅で始められます。」と
いうようなビジネス。
上記情報誌にも似たような売り文句を見つ
けることができますが、皆さんはどう思わ
れますか?

この程度で誰もが始められて儲かる商売の
FCオーナーが募集されることなどないと
断言して良いと思います。

最近の不景気からか冒頭のような質問を受
けることが多いので、書いてみました。

■まとめ
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FCはリスクが限定されているが、それで
も十分残っている。
簡単に始められるものほど警戒した方が良
い。

■編集後記
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既に一部報道されているところですが、仙
台の繁華街の景気は大変なもののようです

カネ払いの良い人たちが繰り出して飲み屋
やキャバクラは大盛況とのこと。

東京・埼玉でバーを展開されているお客様
は同業者と一緒に仙台進出を検討中です。

また、別のお客様の仙台支店長の話による
と、仮設には作業員募集の案内が出ている
ようで、その業務場所は東京や埼玉といっ
た、いわゆる被災地以外だそうです。

東京・埼玉の労働者が皆で被災地に入って
しまって空白が生じてしまい、それを埋め
る必要が生じている。
そのため、多少高齢でも良いから、、、と
いうことで被災地から作業員を連れて行っ
ているとのこと。

要は、逆の人の流れもできているという変
な話ですが、現地を取り巻く勢いというか
変化を感じる話だと思いました。

変化があるところにチャンスがあるという
のは常識ですから、注目していると面白い
ことがあるかもしれませんね。

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