(メルマガ)太陽政策

  • レポート
  • 2013.06.15

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~成功の研究~
知って得する起業とビジネスのヒント

────────────────第95号

多様なビジネスの現場に深くかかわる公認
会計士・税理士の立場で、見たこと・得た
知識・感じたことを、特に起業を志す人や
スモールビジネスの経営者の成功につなが
るよう、楽しく・分かりやすくお届けしま
す。

なお、筆者執筆中の(株)ASC・中村会
計のHPのASCレポート
(http://www.asc-report.jp/)との関係
は次の通りです。
1)月末:ASCレポートの一部要約版
2)月中:メルマガのオリジナル
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目次
■今回のテーマ:太陽政策?
■まとめ
■編集後記
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■太陽政策?
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先日、お客様から若い頃の話を伺いました

その社長はその頃、大手消費者金融に勤め
るサラリーマンとして、回収業務に当たっ
ていました。

回収の相手は、サラリーマンや主婦はもち
ろん、中には職業「木こり」という人が相
手ということもあったそうです。

誰が貸したんだよ、と首をかしげながら、
山奥にまで回収に出かけます。

「カネはないよ。」
簡単に言われるそうです。

そこでどうするか?

同業にはたしかに、大声を出したり、脅し
たり、時には臓器を売るように迫ったりす
る会社もありました。
でも、その会社ではしなかったそうです。

別に人道的だからそうしたわけではなく、
それでは回収できないから。

一度そんな目にあった人は、電話にも出な
いし、会えなくなってしまう。

その代わりに一緒に困ってあげるのだそう
です。

その作業として、予め取り決めたコードを
上司と確認し、あるコードでは、債権者の
前で上司からものすごい剣幕で電話でどな
りつけられます。

何度も何度も平謝りして電話を切ります。

そして、絶望した顔で
「もうダメだ。
俺も首をくくるしかない。
○○さん、俺と一緒に会社に来て、上司に
謝ってよ。
何をされるか分からないけどしかたがない
。」
などとやる。

すると、債権者の人は絶対に行きたくない
から、一生懸命考え始めるそうです。

ちょっと待って。
親戚のおじさんに頼めばなんとなかるかも

○○さんは、上司のところではなく、おじ
さんのところに行ってオカネを作ります。
おもしろいのは、そういう人は、5万必要
なところなら10万借りるとのこと。

その5万を回収して、
助かったよ。でも今度はちゃんと用意して
おいてね、と帰る、というわけです。

その金融会社はその後国内トップレベルに
なりますが、回収率の高さは当時から業界
で群を抜いていたそうです。

北風ではなく太陽政策とでも言いましょう
か。(違うかな。)

要は、何かをさせるのではなく、したくな
る気持ちにさせることが結果を生むのです
ね。

■まとめ
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何かをさせるのではなく、したくなる気持
ちにさせる。

■編集後記
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昨日、事務所のメンバー数人と
LOVE PSYCHEDELICOさんのライブに行って
きました。
http://www.lovepsychedelico.net/live/
の最後の東京公演@渋谷公会堂

(お仕事関係でご招待いただきました。
ありがとうございます。)

素晴らしいし、何しろお客さんがとてもい
きいき楽しんでいて、「人間ていいな」な
んて思いました。

ところで、招待客の中に新日本プロレスの
小島聡選手の姿が。

またとない機会なので、ライブ終わりに握
手してもらいました。
一緒にいらっしゃったご家族(?)にもご
挨拶。

事務所の他のメンバーがまったくこの価値
を理解していなかったのが誠に残念ですが
、これをご覧の方の何人かの人が羨ましく
思ってくれることを願っています。

P.S.
先週土日に八丈島に行ってきました。
その話はfacebookに写真入りで載せたので
是非ご覧ください。
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