(メルマガ)30代の焦り
- レポート
- 2013.10.15
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~成功の研究~
知って得する起業とビジネスのヒント
───────────────第103号
多様なビジネスの現場に深くかかわる公認
会計士・税理士の立場で、見たこと・得た
知識・感じたことを、特に起業を志す人や
スモールビジネスの経営者の成功につなが
るよう、楽しく・分かりやすくお届けしま
す。
なお、筆者執筆中の(株)ASC・中村会
計のHPのASCレポート
(https://www.ascinc.co.jp/report/)と
の関係は次の通りです。
1)月末:ASCレポートの一部要約版
2)月中:メルマガのオリジナル
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目次
■今回のテーマ:30代の焦り
■まとめ
■編集後記
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■30代の焦り
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改正相続税法の施行が間近で、巷では相続
税が心配だ!と、大騒ぎです。
ただ、よく見れば、その中心はマスコミと
信託銀行と税理士業界のようです。
私共のような会計事務所にも、毎日、相続
税をビジネスにするためのセミナーやらツ
ールやら、要は同業からの営業がひっきり
なしで、相続税でお悩みのご相談者からの
お問合せの数をはるかにしのぎます。
今回の改正は確かに心配ですが、でも冷静
に考えてみましょう。
相続税の申告が必要な人の数は、亡くなっ
た人100人に対して
これまで:約4人
改正後:約6人
とされています。
つまり、ほとんどの人が相続税を払うかの
ような論調からは距離を置いた方が良いと
思っています。
むしろ、最近私共の元に来る資産に関する
ご相談はこれとは違います。
多くは30代で、40代でもせいぜい前半
で会社にお勤めの方。
中には、誰もが知る有名企業であることも
少なくありません。
私共が、FX、ソーラーだけでなく、不動
産その他のご相談に応じていることもあり
、その人たちが、ご自身の将来を見据えた
資産運用のご相談に見えるのです。
「50代以上の人たちは逃げ切りできる世
代かもしれない。
でも自分達は違うから何とかしないと。」
相続税を心配する年齢でもなければ、富裕
層でもありません。
社会に出るときには就職氷河期で、そのま
ま続く失われた○十年。
自分のことは自分でなんとかしないとまず
い、という気持ちがあるのでしょう。
お役に立てる点は多くはないのですが、会
社勤めである利点を生かして資金調達をし
ながら、、、などと対応を一緒に考えたり
しています。
国が何とかしてくれることの方が特殊なの
かもしれず、自分のことは自分で考えるの
が本来の姿なのかもしれませんが、その焦
りのようなものに日々接していると、オカ
ネを持った老人の相続税以上に真剣に考え
るべきテーマのように思っています。
■まとめ
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相続税の問題は、みんなで騒ぐほどではな
いのかも。
真剣に考えるべきテーマはもっとある。
■編集後記
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週末子供の保育園の運動会に行ってきまし
た。
上の子は来年から小学生なので、兄妹2人
で参加する最後の運動会です。
兄の方は最上級生ですからやはり色々でき
て、下級生のお母さん達からも格好いいと
いうお声が。
(うちの息子がというわけでなく、最上級
生の男の子達が、という意味です。)
2、3年前には私達が上級生のお子さんを
見て思ったことですが不思議な感じがしま
した。
本人もそんな境遇で楽しく過ごしているよ
うで何よりです。
先日のお昼寝の時間には、「隣でお昼寝で
きてうれしかった」と下級生の女の子に言
われたとか。
むむ?!
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