(メルマガ)RPA(続報)

  • レポート
  • 2018.06.15

☆★☆────────────────

~成功の研究~
知って得する起業とビジネスのヒント

─────────────── 第215号

多様なビジネスの現場に深くかかわる公認
会計士・税理士の立場で、見たこと・得た
知識・感じたことを、特に起業を志す人や
スモールビジネスの経営者の成功につなが
るよう、楽しく・分かりやすくお届けしま
す。

なお、筆者執筆中の(税)ASCのHPの
ASCレポート

ASCレポート


との関係は次の通りです。
1)月末:ASCレポートの一部要約版
2)月中:メルマガのオリジナル
___________________

目次
■今回のテーマ:RPA(続報)
■まとめ
■編集後記
___________________

http://archives.mag2.com/0001000369/20180315200000001.html
でご紹介したRPA、現実に検証段階に入
っています。

RPAを改めてご紹介すると、
RPA(Robotic Process Automation)の
略で、ロボットによる業務自動化を目指す
取り組みです。

デジタルレイバーとも呼ばれ、あくまでも
パソコンやサーバーの中で活動します。

アプリケーションをまたぐPC作業の自動
化に威力を発揮し、生保・銀行などでの省
力化に大きく貢献しています。

たとえば、エクセルにあるリストをブラウ
ザ上にコピペして登録ボタンを押す、とか。
ひたすら〇〇をやる、等を主に代行してく
れます。

いろいろあるツールの中で、会計事務所の
中にもあるそうした業務をロボットに置き
換えるべく、具体的に下記を検討中。

いくつも製品がありますが、中小中堅レベ
ルにはこれが良さそうな感じがしています。

(1)ウィンアクター(NTTデータ)
https://winactor.com/
(2)ロボパット(FCE P&T)
http://fce-pat.co.jp/
(3)ロボビズ(RPAテクノロジー)

Bizrobo!デジタルレイバープラットフォーム

うち、(3)は税理士向けのセミナーがあ
ったので行ってきましたが、海外製品をそ
のまま日本に持ってきた感じで、少し難し
い気がしました。

ひたすら英語でコードを書くのですが、そ
ういうのは嫌だからRPAツールを探して
いるという面もあるため、現在(1)(2
)をインストールして検証中です。

ということで今週は(1)を中心に検証し
ました。

動作の記録過程で自動で作業のフローチャ
ートができたり、使い勝手が工夫されてい
ます。

しかしながら、よくも悪くも機械でありプ
ログラム。

各社の営業さんは、派遣社員やアルバイト
に対して指示するようにロボに指示してや
ってもらえば良い、と言います。

でも、そこまで簡単ではありません。

人間だったら、一緒に画面を見ながら、

ここをこうして、
こんなときはこうして。

わからなかったらここに簡単なマニュアル
があるけど、
少し見てわからないようなら聞いてね。

まずはちょっとやってみて。
じゃあよろしく。

という感じで済みます。

 

しかしロボットはそうはいきません。

何かさせるにも、
たとえば

この画像と精度80%以上で一致するボタン
画像を探し、
それをPushDownしてPushUPして戻す。

その上で指定したアプリケーションで、次
のキーボード操作をする。
(Home、SHIFT+END、CTR
+C、↓)
その後、切り替えて〇〇・・・

うーん。
面倒くさい。

どんなに仕事のできない人でも、
ボタンを押したら放せ(=押し続けるな)
とか、指示しなくても放しますよね。

これをやっていて、やはり人間て素晴らし
いな。
と改めて思いました。

とはいえ、
一度覚えれば疲れずやる。
絶対に間違えない。
忘れない。
という圧倒的なメリットがあるのもたしか。

これを生かして、単純作業から人間を解放
すべく、導入は真剣に進めていきます。

今後も検討過程をご紹介していきます。

■まとめ
___________________

RPAはよくも悪くも機械でありプログラ

■編集後記
___________________

今週、櫻庭和志さんを囲んで食事をしてき
ました。

下記を書いた頃には、こんな日が来るとは
思っていませんでした。

第43回 田村対桜庭

Uインター時代、最初の頃はもっと弱かっ
たですよね、とか図々しく言ったので気分
を害されたかもしれませんが、色々お話を
伺えて楽しかったです。

年とともに回復が少し遅くなってきたとお
っしゃっていましたが、現役にこだわり、
プロデューサーのような立場のときもスー
ツはあえて着ないようにしているとのこと。

応援していきます。

___________________

メールマガジン「成功の研究」

☆発行責任者:中村健一郎
☆公式サイト:https://www.ascinc.co.jp/
☆問い合わせ:info@ascinc.co.jp
☆登録・解除:
http://www/mag2.com/m/0001000369.html