(メルマガ)不適切な質問

  • レポート
  • 2014.05.15

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~成功の研究~
知って得する起業とビジネスのヒント

───────────────第117号

多様なビジネスの現場に深くかかわる公認
会計士・税理士の立場で、見たこと・得た
知識・感じたことを、特に起業を志す人や
スモールビジネスの経営者の成功につなが
るよう、楽しく・分かりやすくお届けしま
す。

なお、筆者執筆中の(株)ASC・中村会
計のHPのASCレポート
(https://www.ascinc.co.jp/report/)と
の関係は次の通りです。
1)月末:ASCレポートの一部要約版
2)月中:メルマガのオリジナル
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目次
■今回のテーマ:不適切な質問
■まとめ
■編集後記
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■不適切な質問
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乱暴な時代からやさしい時代へ。
前々回くらいにそのようなことを書きまし
た。

ただ、でもこれはどうなのかな、と思うこ
ともあります。

個人の感覚ですから異論はあるでしょうが
、下記のうち会社が就職面接で聞いては
いけないことがあります。
どれでしょうか?

・生まれてから、ずっと今の所に住んでい
るのですか。

・家族構成を教えてください。

・家庭はどんな雰囲気ですか。

・信条としている言葉は何ですか。

・尊敬する人物を言ってください。

・自分の生き方についてどう考えています
か。

・どんな本を愛読していますか。

・学生時代は自宅通学でしたか。

 

いかがでしょう?

答えは全部ダメ。
すべて面接では聞いてはいけない不適切な
質問です。

適性・能力とは関係のない家族、思想信条
に関すること、あるいは、男女雇用機会均
等法に反する恐れのある質問とのこと。

そうかもしれません。

ただ、どんな環境で育ってきて、どのよう
な思想信条を持っているか、はその人を知
るのに重要ではないでしょうか?

特に思想信条。
要は、その人が何を大事に考えて生きてい
るのか、ということですね。

同じ会社でやって行こうという人に、これ
を確認せずに採用してしまうことの方が乱
暴な気もします。

もちろん、これを放置する弊害があって、
現在に行きついているのでしょうから、や
むを得ないのでしょう。

ただ、後で違うと思っても、辞めさせるこ
とは極めて制限されているわけで、人を雇
って経営するということはつくづく大変な
ことだと思います。

(参考)厚生労働省のHP
http://www2.mhlw.go.jp/topics/topics/sa
iyo/saiyo1.htm

まとめ
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面接で不適切とされる質問は結構多い。

■編集後記
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先日のIT業界のお客様との話。

その会社さんはSNSの新しいサービスを開
発しているのですが、それによれば、米国
の若者の間では既に、Facebookはダサいと
いうことになっているようです。

親世代も利用していて、書きたいことも書
けなくなるとかいろいろ理由があるようで
すが、常にその次、さらにその次のコミュ
ニケーションツール・サービスが利用され
ているようです。

売上や利益ではなく、まずはユーザー数の
確保を目指すこの業界、当てれば大きいの
ですが大変な競争が行われています。

この唯一良いところは、開発やサービス提
供のためのインフラ利用コストがものすご
い勢いで低下している点だとのこと。

自らをゴールドラッシュの砂金堀りにたと
えて、スコップを売る方の競争も激しくな
っていて、良いことではあるけど選ぶのも
大変とのことでした。
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