(メルマガ)日本人について

  • レポート
  • 2015.03.15

☆★☆────────────────

~成功の研究~
知って得する起業とビジネスのヒント

─────────────── 第137号

多様なビジネスの現場に深くかかわる公認
会計士・税理士の立場で、見たこと・得た
知識・感じたことを、特に起業を志す人や
スモールビジネスの経営者の成功につなが
るよう、楽しく・分かりやすくお届けしま
す。

なお、筆者執筆中の税理士法人ASC・
(株)エーエスシー・中村会計HPのA
SCレポート
(http://www.asc-report.jp/)との関係
は次の通りです。
1)月末:ASCレポートの一部要約版
2)月中:メルマガのオリジナル
___________________
目次
■今回のテーマ:日本人について
■まとめ
■編集後記
___________________

ここ最近、日本人て、まじめで良い人でつ
つましいのだなぁ、と思うことがいくつか
ありました。今日はそのような雑感をお知
らせします。

お隣の国あたりからはブーイングが聞こえ
てきそうですがそこをあえて。

(1)まじめだなぁ。
トマ・ピケティの『新・資本論』が売れて
いるようです。
皆さん読まれましたか?

私は読んでみましたが、ほとんどがヨーロ
ッパ、それもフランスの政治と経済の話で
す。

売れている原因となっている(と私が思う
)r>gの話は、ほんの2~3ページ。
それ以外は私にとっては正直退屈な話も多
く、これがベストセラーになるとは、結構
皆まじめなんだなぁ、というのが感想でし
た。

(参考までにr>gの話とは、r=資本収
益率、g=経済成長率。
r>gは過去の歴史で常に成立してきた。
つまり、rを得る金持ちと持たない者が属
するgの世界で格差が拡大し続けるという
話。)

(2)良い人だなぁ。
うちのスタッフがお昼時に事務所近くで財
布を落としました。
今から届けて来ようと思うということだっ
たので推移を見ていましたら、、、なんと
財布は警察署に届いていました。

東京オリンピック誘致の世界に向けたプレ
ゼンで、日本は落とした財布がそのまま戻
ってくる国だ、とアピールをしていました
ね。
まさにそれを目の当たりにしました。

(3)つつましいなぁ
先日クリニックを経営するお客様からお話
を伺いました。
日本人の腸はm単位で欧米人より長いとの
こと。

それは食べ物が少ない中、雑穀やら木の根
っこを食べるため。

その腸で、最近は肉やら何やら食べるので
健康に問題が生じているそうですが、要は
豊富に食べ物がない前提の体になっている
そうです。

そういえば昔、北限に住む猿として日本ザ
ルをTVで見ました。
雪に震え、凍える冬の海で何かを拾って食
べてました。
なんとも貧乏くさいのですが、同じ日本に
住む仲間なんだなぁ、としみじみしたこと
を思い出します。

愛すべき我が日本人。
やはり好きです。

なお、補足
先日川崎で嫌な事件がありましたね。
どこのギャングだよ、という感じの。
ただ、他の国で起こった場合、あれほどの
大騒ぎがここまで続くかどうか。

私はあれが異常な事件だった、と思って皆
で衝撃を受けているだけまだましなのだと
思っています。

■まとめ
___________________

日本人は、
まじめで良い人でつつましい。
(と私は思っています。)

■編集後記
___________________

つつましいついでにもう1つ。
最近の若い人達だって、まことにつつまし
い。

先日IT系の社長とお話ししていましたら
、自分が独立してこれまで、社員に喜ばれ
て意外だったこと。

それは、会社の健康保険証を配ったときだ
ったそうです。

今の若い人にとって、会社の健康保険証=
正社員証明書のような位置づけがあるそう
で、親にも友達にも胸を張れるものらしい

正社員になるのが大変な世代、それも、小
さな所帯に属することも多いIT業界の若
い人にとっては、貴重に感じてもらえるも
のらしいとのことでした。

正社員であることがそれほど貴重でない時
代に育った社長と、そうではない若い人の
世代ギャップなのかもしれませんが、会社
の社会保険が持つ意外な効用を感じました

___________________

メールマガジン「成功の研究」

☆発行責任者:中村健一郎
☆公式サイト:https://www.ascinc.co.jp/
☆問い合わせ:info@ascinc.co.jp
☆登録・解除:
http://www/mag2.com/m/0001000369.html