(メルマガ)回収

  • レポート
  • 2016.01.15

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~成功の研究~
知って得する起業とビジネスのヒント

─────────────── 第157号

多様なビジネスの現場に深くかかわる公認
会計士・税理士の立場で、見たこと・得た
知識・感じたことを、特に起業を志す人や
スモールビジネスの経営者の成功につなが
るよう、楽しく・分かりやすくお届けしま
す。

なお、筆者執筆中の税理士法人ASC・
(株)エーエスシー・中村会計HPのA
SCレポート
(http://www.asc-report.jp/)との関係
は次の通りです。
1)月末:ASCレポートの一部要約版
2)月中:メルマガのオリジナル
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目次
■今回のテーマ:回収
■まとめ
■編集後記
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仕事をしても払ってくれない。
お客様からご相談を受けることがあります

(厳密には法律事務所マターなのですが、
)どうしたら良いでしょうか?と。

そこで私共なりに手段をご案内することに
なります。

売掛金の未回収。
どんな商売でもある話です。
そして、会計事務所業の私共自身も無縁で
はありません。

以前、大企業のサラリーマンだった父は、
自分が働いていた会社ではそんなこと考え
られなかったと言っていました。

大企業は、与信がばっちりのところとしか
取引をしないし、少しでも信用度が低いと
ころとは子会社や孫会社を通して取引する
から当然と言えば当然です。

でも世の中、そんな大企業ばかりではない
のでこのような悩みは尽きません。
そんなときにどうするか?

これに関連した本は結構出ていて、その手
段として次のようなものが紹介されていま
す。
(1)内容証明
(2)支払督促
(3)訴訟
A通常の訴訟
B少額訴訟

そのほかに、私共で使ったりご紹介するも
のには
(4)法律事務所に成功報酬で回収依頼
というのもあります。

上記を、私見のみでざっと説明します。
(一般的なものは本を読んでください。)

(1)内容証明は、郵便局が督促した事実
を証明してくれるもの。
開き直ってしまった人にはあまり効果が
ありません。

(2)支払督促は、裁判所が出してくれる
もの。
裁判所から出るのでびっくり度は高いで
す。
ただ、(1)同様の限界がある。

(4)は、成功報酬で法律事務所が回収し
てくれるもの。
自分じゃ話にならないときに使えます。
ただ、どの法律事務所もやっているわけ
ではなく、近隣の弁護士事務所、司法書士
事務所に聞いてみる必要があります。
だいたい3~5割程度の成功報酬がかか
ります。
(着手金や基本料が発生するケースもあ
り)
なので、あまり少額すぎるものには不適
当。

そして(3)は訴訟
A通常の訴訟は、いわゆる普通の裁判なの
で弁護士さんにお願いするしかありません
。当然、高額なものに適します。

一方、B少額訴訟は60万円以下の債権で利
用できます。
制度自体が本人訴訟を前提としており、基
本的に弁護士さんは不要です。

とはいえ、訴訟であることは同じなので、
証拠資料を添付した訴状を作成しなければ
なりません。
そして実際に裁判が行われます。

私共も、少額でもこれはひどいな、という
ときは利用することがあって、直近では東
京簡易裁判所で来月、口頭弁論を予定して
います。

これはひどいな、というのは、、、

今回であれば
お金はすぐ支払うし今後顧問契約するから
、昨年1年分の決算を大至急やってくださ
い、と言われて対応。

その後、支払もなければ契約もなく、その
まま放置される。
督促しても知らんぷり。
というケースです。

もちろん裁判なんか面倒くさいし、争いご
ともしたくありません。
かなりテンションも下がるマイナスの作業
です。

そのため、手紙や電話で、なんとか解決し
ましょうよ、と何度もご連絡するのですが
、対応いただけずに半年、1年と経って、
ここまできてしまいました。

皆さんもこのような手段を真剣に検討する
ことがあるかもしれません。

それに備えてこうした回収手段を勉強して
おく価値もあるとは思います。

ただ、冒頭の大企業の話に戻りますが、ま
た、あれこれ書いておいて元も子もないで
すが、やはり信用できるお客様とお付き合
いする。

これがベストです。

そして、まだ相手が良くわからないときは
・前金をお願いし、徹底する。
(上のケースでは前金を提示したのに、す
ぐ払うからそこをなんとかと言われて対応
してしまったのが失敗です)

・売掛金が発生しても多額にならないよう
に少額から取引を始める。

といった当たり前の対応を徹底すべきなの
だと思います。

今回は、どの商売でも起こり得る、売掛金
が回収できない場合にとり得る手段の話で
した。

こんなの格好悪いしメルマガに書くべきか
な、とも思いましたが、そのようなものこ
そ役に立つと思い、書くことにしました。

ご参考まで。

■まとめ
___________________

売掛金が回収できないときの手段はいくつ
かある。

ただ、それが必要にならないことの方が重
要。

■編集後記
___________________

先日、Airbnbをご紹介しました。

このメルマガも意外に多くの方にお読みい
ただいていて、この回はかなりの反響があ
りました。

良さそうでね!と。

確かに12月は年越し3日まで予約が入りっ
ぱなしでした。
ただ、1月に入ると客足が落ちてきていま
す。

正月明けはこうなるとは言われていました
が、実際なってみるとやはり少し残念です

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