(メルマガ)出勤者減に向けて

  • レポート
  • 2020.04.15

皆様、外出自粛が求められている中、いか
がお過ごしでしょうか。
安倍総理からの要請は出勤者7割減。

私共ではここ2週間ほどで急速に対応し、
在宅勤務導入、インターンや内定者アルバ
イトは自宅待機してもらうことによって、
先週金曜日の出社は47%減でした。

在宅勤務と言っても連日続けるのは難しく、
1日出勤・翌日在宅のような感じで自分達
なりに頑張っているのですが、もう一段の
努力が必要です。

在宅勤務に当たっては次のツールを利用し
ております。

ベストかどうかわかりません。
ただ、かなり低コスト・スピーディーに実
現できたのでご参考ください。

なお、私共では以前からGoogleのビジネス
ツールGsuiteを導入しており、それを活用
しています。
メールはGmailですからそもそも困りません。

1.テレビ会議:HangoutsMeet
https://gsuite.google.co.jp/intl/ja/products/meet/

朝礼、お客様や取引先との打合せ、就職応
募者との面接に活用しています。
Googleカレンダーから会議を設定して相手
を招待するだけ。

相手はGoogleのアカウントをお持ちの必要
がありますが、なければ無料で取っていた
だければOKです。

同様のサービスにZoomがありますが、簡単
なのですがセキュリティの問題が多く指摘
されており、経営情報、お客様の決算情報、
応募者の個人情報をやり取りする以上、避
けた方が良さそうです。

2.会計・給与データ:Frontier21
https://frontier21.jp/
もう何年も前から導入している基本的には
会計事務所向けのクラウドサービスです。
登録PCが作業を始めるときに自動的にダウ
ンロード、終了すると自動的にアップロー
ドされます。
事務所にいるメンバーも日常からこれを利
用していますから、今回在宅だから、とい
う特別な対応がありません。

3.お客様との電話
(1)着信の転送
ビジネスフォンに「接続」とか「フラッシ
ュ」というボタンがありますが、それを使
っています。
(昨年末くらいからIP電話の導入を検討し
ていて、それが導入済みであれば、ネット
経由で転送できたのですが、間に合ってい
ません。)

使い方は、どのビジネス電話でも同じよう
ですが、

お客様からのお電話
>「保留」ボタン
>「外線」で社員の携帯番号に発信
>お客様からの連絡ありを伝える。
>「フラッシュ(接続)」ボタン

これで、お客様と社員の携帯が接続されま
す。
ただし、2回線を占有し、事務所から社員
への通話料金が別途発生しますから特別リ
ーズナブルではありません。

(2)お客様への発信
普通に携帯からかけると
・お客様に個人の携帯番号が表示される。
・個人の携帯料金が発生する。
それをクリアすべく導入したのがこれです。
https://ip-phone-smart.jp/smart/smartalk/

050の電話番号が付与されてそれで発信でき
る。
料金はクレジットカード払なので会社で経
費精算。

いくつか同種のサービスがあるのですが、
月額基本料金が発生したり、定額プリペイ
ドになるものは避けました。

4.社内サーバーへのアクセス
ここが少し課題として残っています。
下記TeamViewerと似た機能の画面転送のツ
ールを使っています。
https://www.teamviewer.com/ja/

外部から社内自席のPCを遠隔操作してサ
ーバーを利用。
業務時間以外はシャットダウンする等気を
つけていますが、どのツールを使っている
かをオープンにすること自体がセキュリテ
ィ上問題がありそうなので伏せておきます。

また、この方法には微妙な反応時間のズレ
が出ますし、別のツールで、よりセキュア
により使い勝手の良い方法を導入すべきだ
と考えています。

5.増設モニタ
ノートPCだけで作業をするのは効率が悪
い。
そのため、モニタ、テンキーを人数分手配
して一斉に自宅に送りました。

なお、モニタは中古です。
最新モデル・大型に拘らなければ、中古で
十分で、これが普通なのかどうか分かりま
せんが、1台3千円以下で調達しています。
(というか、そもそもあまり大型のものを
家に送られても歓迎されないようです。)

その他、ノートPCをもう少し調達すると
良いので進めていて、テレワーク助成金が
使えそうとのことで活用を念頭に準備して
います。
https://www.shigotozaidan.or.jp/koyo-kankyo/joseikin/kinkyutaisaku.html

お客様でテレワークのご相談があれば弊社
担当にご相談ください。

実体験ベース、ユーザー視点でご案内いた
します。

 

■まとめ
___________________

在宅勤務ツール
実体験を基礎にお伝えしました。

■編集後記
___________________

外出しないときにお勧めは・・・

以前は会計税務関係の本やビジネス本ばか
り読んでいる時期がありましたが、最近は
もう少し人間らしく、多様なコンテンツを
楽しむようになりました。

よって今回は娯楽系で読んでいるもの、最
近読んで楽しめたものをご紹介します。大
人買いして家に籠ってください。

まんが
『キングダム』
中国の春秋戦国時代が舞台です。
当時の資料が乏しい中、作者がイメージを
膨らませていて引き込まれます。
登場人物もとても魅力的に描かれています。
マンガの中で躍動しているまだ若い登場人
物が、別の本で秦の将軍〇〇などと紹介さ
れているのを見ると、〇〇は将軍になった
んだな、とか感慨深い気持ちになったりし
ます。

『アルキメデスの大戦』
第二次世界大戦の帝国海軍が舞台です。
若干創作が飛躍していますが純粋に楽しめ
ます。
菅田将暉が主役で映画化されたものも結構
良かったですが、原作とは少し違うので、
どちらも楽しい。

『ゴールデンカムイ』
日露戦争後の北海道・樺太あたりが舞台で
す。
これはお客様がコラボをするというので、
勉強半分で読み始めました。
純粋に面白い。
舞台の中心がアイヌの世界で興味深いのと、
次々起こる事件によってヒリヒリする緊張
感を味わうことができます。

『鬼滅の刃』
言うまでもなく、大人気作品です。
大正時代が舞台で人間と鬼との戦いを描い
ています。
amazonプライムでは一部が忠実にアニメ化
されたものを見られますが、その映像も素
晴らしい。
そちらを見るだけでも十分に楽します。
ただ、やはり原作もお勧めします。

大人から子供まで楽しめます。
小4の娘は、「雷の型-壱の呼吸」のマネ
をして少し足を痛めました。

 


『熱源』
直木賞作品です。
ポーランド、ロシア、樺太、北海道、南極
を舞台にした壮大なお話です。
一部『ゴールデンカムイ』と通じるような
ところもあります。
近所に公園があって、明治時代、当時は港
だったそこから白瀬中尉に率いられた主人
公達が南極に向かって出発した碑が建って
います。
先日、改めてその碑を見てみました。
主人公達の名前が刻まれていました。