第150回 景気’17-’18

  • レポート
  • 2017.12.31

 

今年も最後になりました。
皆様の2017年はいかがだったでしょうか。

 

今年最後に、現在の景気動向について思うことを書きたいと思います。

私が見るに、実感できないとは言うものの、そこそこ皆さん、好景気の恩恵を受けているのではないかと思っています。

つまり、景気は良いし、その状態は続いている。

 

まず、職にあぶれている人が極端に少ない。
新卒も中途も、どんどん売り手市場の傾向が強まっています。

就活サイトの担当の方と採用の話をしていても、それを裏付ける話をたくさん聞きます。
また、同じことを別の側面から見ているわけですが、多くの業界のお客様から、人さえいればもっと仕事が取れるのに、、、という話も良く聞きます。

 

このような状況では、人を集めて維持するのにこれまで以上のコストがかかります。

裏を返せば、働く人が得られる対価(給料)は、同じことをしていても徐々に上がっていっています。
もしくは、同じ対価(給料)なら、以前ほど頑張って仕事を探したり、あくせく働かなくても手にできる状況になっているとも言えます。

 

その結果、人が動く商品やサービスを安く据え置くことが難しいため、ヤマトや佐川にかかわらず、値段がわずかずつでも上がることが出てきました。

百貨店でも高額商品が売れていると聞きます。

私共のお客様でも、固定資産に、あの数千万の電気自動車テスラが計上される会社が、何社か出てきました。

 

先日金曜の夜は、弊社に車で向かっていたお客様は、渋谷の会社から弊社(芝浦)まで、渋滞にあって予想以上に時間がかかってしまったと驚いていました。

それもタクシーがたくさん、人を乗せて走っていて渋滞していたそうです。
特に雨が降っているわけでもなく、こんなのいつ以来かな、やっぱ景気が良いんでしょうね、とおっしゃっていました。
(ただ、そのお客様は、景気は良いとは思うが、自身の業界である不動産の価格は天井を打っているんじゃないかな、ともおっしゃっていましたが。)

2020年までは良いでしょう、という考え方もありますし、実際いつまでかはわかりません。

いずれも、私のこの感想は、タクシーの運転手さんが街角インタビューに答えている景気の肌感覚に近いものではありますが、現状はしばらく積極的に考えてよさそうです。

 

これを機に、来年の商売も、これまで以上に積極的に打って出たいものですね。
皆様のお仕事が景気良く発展し、良い年を迎えられることを祈ります。

 

今年一年どうもありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

*************************** まとめ ********************************

現状はやはり好景気と言って良いのでは。
来年にかけて積極的に打って出ましょう。

***************************あとがき*********************************

 

前回メルマガの編集後記に書いた
http://archives.mag2.com/0001000369/20171215200000001.html
>旦那の実家でエコノミークラス症候
>群を心配する嫁ってなかなかのもん
>だな、と我が妻ながら感服しました。
の件、

さっそく、これを読んだ実家の父からメールがありました。

嫁に一言かと思ったら、

うちの掘りごたつは快適なはずだから、
エコノミークラス症候群ではなく、
ファーストクラス症候群というべきだ。
とのこと。

え、そこ?

うまいこと言ってやったと思っているんだろうな、と想像しつつ、平和な年の瀬を実感した次第です。