(メルマガ)資産運用

  • レポート
  • 2009.12.15

 

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~成功の研究~
知って得する起業とビジネスのヒント

────────────────第11号

多様なビジネスの現場に深くかかわる公認
会計士・税理士の立場で、見たこと・得た
知識・感じたことを、特に起業を志す人や
スモールビジネスの経営者の成功につなが
るよう、楽しく・分かりやすくお届けしま
す。

なお、筆者執筆中の(株)ASC・中村会
計のHPのASCレポート
(https://www.ascinc.co.jp/report/)と
の関係は次の通りです。
1)月末:ASCレポートの一部要約版
2)月中:メルマガのオリジナル
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目次
■今回のテーマ:資産運用
■まとめ
■編集後記
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■資産運用
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今回は起業には関係ないのですが、、、

貯金がたまった、ビジネスに余裕がでてき
た。
そのような方から資産運用についての相談
を受けることがあります。

定期、株式、投資信託、不動産、時にはFX
もあります。

では質問です。
このうち、経済的に成功されている人が
1.基本的にやらないか、やるとしても趣
味としてやるもの
2.あまりやらないもの
3.やることが比較的多いもの
4.やることがかなり多いもの
に分けるとしたらどうなるでしょうか?

正解は、
1.株式の短期投資、FX
2.定期、投資信託(アクティブ型)
3.株式の長期投資、投資信託(パッシブ
型)
4.不動産
になると思います。

ここで投資信託(アクティブ型)とは、投
資のプロに市場平均以上の収益率を稼ぐこ
とを期待して任せる商品です。

一方、パッシブ型というのは、日経平均な
ど市場平均に連動した商品でインデックス
投信などとも呼ばれます。

(ちなみにアクティブ型が想定する、市場
平均を上回るプロは、長期的には存在しな
いというのが通説です。)

 

そして、上記正解の理由を考えると
1.で成果を出し続けるのは無理
2.のうち、定期は、低金利でオカネが固
定されてしまう。(他のチャンスを奪っ
てしまう)
投資信託(アクティブ型)は、中長期的
に損をすることが多い。
3.は、長期的には成果が出やすいとされ
ている。
4.は、長期的に一定の利回りが高い確率
で計算できる。
ということになると思います。

要は長期的に高い確率で勝てるものを選ぶ
べき、ということなのでしょう。

実際、4.不動産は、お客様の社長もされ
ている方がかなり多いです。

売買目的ではなく、家賃収入目的です。

利回りは、5%~15%の間になりますが
、あまり詳しくない方は、極力プロに任せ
てその下限当たりの物件で、詳しい方は、
目利きならではの物件で上限を目指して、
と温度差はあります。

不動産というと何か手がけにくい、場合に
よっては胡散臭いイメージすらあるかもし
れませんが、選択肢の一つとして冷静にと
らえると良いと思います。

■まとめ
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・資産運用は長期的視点で
・不動産も選択肢として冷静に考える

■編集後記
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今回の不動産投資について

お客様にとても上手な社長がいらっしゃい
ます。

ただ、先日
「不動産は儲かるのは分かってるけど、ほ
どほどにしていますよ。」
と言っていました。

不動産投資は、他のビジネスのように人を
雇用するわけでもないし、一度買った後は
頭もあまり使わなくても儲かるので自分が
成長しないから、とのこと。

「儲かるけど自分が成長しないからやめと
く」

うーん。
私も言ってみたいですね。

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