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～成功の研究～
知って得する起業とビジネスのヒント

────────────────第75号

多様なビジネスの現場に深くかかわる公認
会計士・税理士の立場で、見たこと・得た
知識・感じたことを、特に起業を志す人や
スモールビジネスの経営者の成功につなが
るよう、楽しく・分かりやすくお届けしま
す。

なお、筆者執筆中の（株）ＡＳＣ・中村会
計のＨＰのＡＳＣレポート
（http://www.asc-report.jp/）との関係
は次の通りです。
１）月末：ASCレポートの一部要約版
２）月中：メルマガのオリジナル
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目次
■今回のテーマ：経費の話
■まとめ
■編集後記
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■経費の話
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先日『あらゆる領収書は経費で落とせる』
という本を読みました。

お客様や起業予定の方がどこかで目にされ
るようで、「なんでも経費で落ちるらしい
ですね」と話題にされることもあるからで
す。

ただ、その方達が実際に読まれているかと
いうとそうではないので、自分で読むこと
にした次第です。

読んでみて。

まぁまさにその通り。
ただ、タイトルがいくぶん不正確かもしれ
ません。

正しくタイトルを付けるのであれば、
『「業務に関連するものであれば、」あら
ゆる領収書は経費で落とせる。』
というところだと思います。

税務上経費になるかならないかの根本的な
判断基準は、業務との関連性です。

この本でもそれは貫かれていて、なんら突
拍子のないことが書かれているわけではあ
りませんでした。

私もお客様から経費になるかどうかのご相
談をいただくと、
「多少屁理屈でも業務に関連があると主張
できるのであればOKですが、そうでなけれ
ばNGです。」とお伝えしています。

まちがっても、バレにくいからOK、バレや
すいからNG、という判断をしてはいけませ
ん。

もし、税務調査で指摘を受けた場合どうな
るか。

業務に関連があると思っているから入れた、
であれば十分に主張できます。
一方、バレないと思ったから入れた、であ
ればまったく話になりません。

個人だろうと法人だろうと理屈は同じです
から、経費になるかならないかの根本的な
判断基準として頭に入れておかれると良い
と思います。

■まとめ
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経費の判断は、業務に関連するかどうかで

■編集後記
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４歳になる上の子が、家で暗誦をしていま
した。
特にお受験対策のつもりではなく、週に１
回、こどもの知的好奇心と右脳に訴えると
いう幼児教室に通わせているのですが、そ
の宿題として。

福澤諭吉によるとされ、「福澤心訓」と呼
ばれています。
実際の作者は違うという説もありますが、
良い言葉でしたので転載しました。

一、世の中で一番楽しく立派な事は、一生
涯を貫く仕事を持つという事です。
一、世の中で一番みじめな事は、人間とし
て教養のない事です。
一、世の中で一番さびしい事は、する仕事
のない事です。
一、世の中で一番みにくい事は、他人の生
活をうらやむ事です。
一、世の中で一番尊い事は、人の為に奉仕
して決して恩にきせない事です。
一、世の中で一番美しい事は、全ての物に
愛情を持つ事です。
一、世の中で一番悲しい事は、うそをつく
事です。
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