(メルマガ)面接・反省・感謝

  • レポート
  • 2019.10.15

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~成功の研究~
知って得する起業とビジネスのヒント

─────────────── 第247号

多様なビジネスの現場に深くかかわる公認
会計士・税理士の立場で、見たこと・得た
知識・感じたことを、特に起業を志す人や
スモールビジネスの経営者の成功につなが
るよう、楽しく・分かりやすくお届けしま
す。
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目次
■今回のテーマ:面接・反省・感謝
■まとめ
■編集後記
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月に何回か面接をします。

今の時期は中途採用と大学生のインターン
希望の方達です。

今回は中途について。

よく前職の悪口は言わない方が良い、とか
言いますね。
あれはその通りだと思います。

たぶん気をつけているのでしょうが、お話
をしているうちに端々に出てきます。

少し馬鹿にしたような言い方をしたり、自
分がいかにひどい目にあったかを過度にア
ピールしたり。

先日はそんな調子の方に、
「前の事務所や所長の良いところを教えて
ください。」
と聞きました。

辞めるとしても悪いことばかりではないで
しょうし、世話にもなったはず。

良い点があれば私も参考にさせてほしいと
思いますので、たまに聞くことがあります。

これに対する一般的な回答で、私も暗に求
めているものは
「前の事務所は特に○○に強みがありまし
た」
とか
「所長の○○先生は、○○なのでお客様か
ら厚い信頼を受けていました。」
とかです。

実際そのような回答をしてくれる人も多い
のですが、その方は、これまで渡り歩いて
きた事務所で、自分にとってプラスになっ
たことだけを列挙しました。

○番目の事務所では○○を担当したのでこ
んな経験を積めた、、、というような。

1つの回答だとは思いますが、なんとも打
算的。

続く話を聞いていても前職、現職への感謝
や敬意が微塵も感じられません。

その口で、「御社なら大丈夫」的なことを
言ってもらっても身構えてしまいます。
同じような目で自社や自分が見られるのだ
な、と思いますから。

結局、知識・経験といったスペックは問題
なかったのですがお断りすることになりま
した。

今回の一件は、その人についてだけでなく
、それを通して、恩知らずで自分ファース
トだった若い頃の自分まで見たようで嫌な
気持ちになりました。

私も似たような人間でしたから反省です。
今になって、そんな若い頃の自分を抱えて
くれていた会社と社長には感謝しています。

だいぶましになったとは思いますが、元が
ひどかったので、まだまだ。

周囲にやってもらうこと、配慮してもらう
こと、自分にかかわってもらえていること、
に感謝を忘れずに生きていかないといけま
せん。

そう考えると、今回面接を受けてくれた人。
この人も自分の時間を使って私に大事なこ
とを思い出させてくれました。

悪口だけ書いた感じになりましたが、やは
りこれにも感謝すべきだと思います。

■まとめ
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面接をしたら、反省して感謝をすることに
なりました。

■編集後記
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ラグビーワールドカップ2019日本大会、
日本代表は史上初の8強入り。
見てます!最高です!

ただ、開催に至る前は、盛り上がるかどう
か疑問視されていたのも事実。

お客様の社長は、40歳以上で構成される
ラグビー振興組織のメンバーとして、2年
ほど前から今回の大会成功を支援する活動
をされていました。

具体的には、試合や各種イベントやグッズ
販売を通じて資金を集め、日本になじみの
ないチームの試合がガラガラにならないよ
う、チケットを買って動員する地道な活動
です。

当初は本気でこのようなことが心配されて
いたのです。

私達も頼まれて、関連ポスターを会議室に
貼ったりしていました。

でも、お客様のこの心配は杞憂だったよう
です。

先日のフィジー対ウルグアイといったゲー
ムも大入りだったようですから。

私は観戦専門ですが、ラグビーは見ていて
ワクワクしますね。

日本代表頑張れ!
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